こんにちは。高原一能です。世界においてはSUVという、セダンよりも少し背の高めの乗用車が販売台数の約半分のシェアを占めている。日本国内においても年々SUVの販売比率は上がってきているがそれでも全体の20%である。日本の子育て世代にはミニバンの方は圧倒的に便利で人気だ。ちなみに、日本のミニバンのシェアも20%程度だと言われている。スピードが出る海外ではミニバンの安全性能に不安を持つ方も多いが、日本の場合はスピードレンジも低いのでミニバンの安全性能のデメリットを気にする人は少ないと思われる。ミニバンのメリットとして荷室の高さや広さがあり、ベビーカーを畳まずに収納できたり、チャイルドシートに子供を載せたりするのも楽である。また、狭い日本の道路や駐車場ではヒンジドアのSUVよりもスライドドアのミニバンの方が使い勝手が良い。ミニバンは高さがあるので、ロールや横風に弱い弱点はあるが、狭い日本ではスペース効率の良さは一番の強みでもある。
今年は人気の車種である、ノア、ヴォクシー、ステップワゴン、シエンタ、セレナ!?のモデルチェンジが行われる珍しい年でもあるので、各車の特徴を書いて見ようと思う。
ノアとヴォクシーは今、日本で売っているミドルサイズミニバンで最も売れている車種である。デザインも挑戦的で、ミニアルファードといった感じで、売れるトレンドを掴んだトヨタらしいデザインと言った感じである。プラットフォームもイプサムから使いまわしていた旧型から新しいTNGAを採用して、走りや剛性感を確実にUPさせてきていいる。デザインに賛否はあるが、トヨタ車なのでリセールも良く、人気で買い替え需要も多く、現在オーダーが殺到しているので最長で1年半近くの納期が掛かってしまう。1年半も待ってると、他に新しい車に目移りしたり、待ちくたびれたりしそうだ。次はホンダのステップワゴンである、こちらは先代から走りや運転の楽しさには定評があり今回は主に全モデルの改良にとどめているが、デザインについては先祖帰りで初代や2代目ステップワゴンの要素を取り入れた、何か懐かしさを感じるシンプルなデザインに仕上がっている。こちらも好き嫌いが分かれそうだが、オーダーも比較的入っているので、納期は長くて半年くらいである。次はシエンタ、スニーカーをイメージした現行型はやはり好き嫌いがわかれるが、コンパクトミニバンのサイズは圧倒的に使いやすく、ライバルのフリードと並び好調な販売を維持しているが、今年8月にフルモデルチェンジを迎える。デザインの詳細やシステムについては発売前なので、わからないことが多いがステップワゴン同様、シンプルなデザインになるという。大きさは前回同様のサイズ感になりそう。ノア、ヴォクシーでは攻めたデザインであったが、シエンタでは逆にシンプルになる、この辺もトヨタの、したたかな 戦略を見ることができる。こちらも爆売れ間違いなしだと思うので、気になる人は早めに行動したほうが良さそうだ。最後に今年中に登場するかどうかわからないが、セレナもモデルチェンジを迎える。現行モデルもそこそこ売れているが新型はどのように攻めて来るのか楽しみである。
ネットワークエラー
先日auの通信回線トラブルで日本中が大騒ぎになったが、私も少なからず影響を受けた。
どうやら病院から健康診断の確認の電話を何度か頂いたそうだが、私の元に履歴が残っているのは1件だけだった。やはり通信エラー中に何度かかけてくれていたそうなので、お手数をお掛けし大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ。前の停電問題や電力のひっ迫問題と同様、現在人間が生きていく上で必要な、電気、ガス、水道、ネット。これらは大事なインフラなので安定供給に努めてくれたらと思う。